au回線の格安SIMは色々ありますが、それらの中のツートップはUQモバイルとmineoでしょう。
UQモバイルはKDDIグループの会社であるUQコミュニケーションズが、mineoは関西電力のグループ会社であるケイ・オプティコムが展開しています。
どちらも規模の大きい格安SIMで、メリット満載です。
この記事の見出し(ジャンプできます)
UQモバイルとmineo、プランを比較!
まずはUQモバイルとmineoの、それぞれで展開されているプランをチェックしてみましょう。
格安SIMを契約するうえで最も重要なのは、自分に合った通信量を選ぶことです。多すぎたり少なすぎたりと合わない通信量で契約すると、金額的にも損することになってしまいます。
UQモバイルのプランは4種類、最大14GB通信可能
UQモバイルは、音声通話対応SIMのみで展開されている「ぴったりプラン」とおしゃべりプラン、そしてSMS対応SIMや音声通話対応SIMで契約できる他2つのプランで展開されています。
ぴったりプラン
おしゃべりプラン |
通信量 | 音声SIM(税抜) |
プランS | 1〜2年目:2GB
3年目〜:1GB |
1年目:1,980円
2年目〜:2,980円 |
プランM | 1〜2年目:6GB
3年目〜:3GB |
1年目:2,980円
2年目〜:3,980円 |
プランL | 1〜2年目:14GB
3年目〜:7GB |
1年目:4,980円
2年目〜:5,980円 |
SMS対応SIM(税抜) | 音声SIM(税抜) | |
データ高速プラン(3GB) | 980円 | 1,680円 |
データ無制限プラン | 1,980円 | 2,680円 |
ぴったりプランやおしゃべりプランは一見価格がかなり高額ですが、ぴったりプランは無料通話、おしゃべりプランは5分かけ放題が標準搭載です。
なおぴったりプランとおしゃべりプランは2年契約の自動更新ですが、データ高速プランやデータ無制限プランはSMS対応SIMなら最低利用期間なし、音声通話対応SIMは1年です。
UQモバイルで利用できる通信量は1~14GB。契約3年目以降は最大で7GBにまで制限されます。
データ無制限プランを契約すれば通信量は無制限になりますが、速度が最大500kbpsなので動画再生やアプリのダウンロードなどには不向きです。
mineoのプランは500MBから30GBまで容量が豊富
mineoのプランは、500MBから30GBまでと幅広いラインナップで展開されています。
格安SIMの中でも小容量から大容量までバランス良く展開されていて、月額料金もUQモバイル以外も含めた他社と比べてかなり安価に設定されています。
SMS対応SIM(税抜) | 音声SIM(税抜) | |
500MB | 700円 | 1,310円 |
1GB | 800円 | 1,410円 |
3GB | 900円 | 1,510円 |
6GB | 1,580円 | 2,190円 |
10GB | 2,520円 | 3,130円 |
20GB | 3,980円 | 4,590円 |
30GB | 5,900円 | 6,510円 |
ただし10分かけ放題オプションを利用する場合は別途月額850円のオプション利用料金がかかるので、注意しましょう。
UQモバイルはどんな人におすすめ?
UQモバイルは速度面やサービス面で充実しているため、それらを活かせる人におすすめの格安SIMです。
どんな人におすすめなのか、具体的にチェックしていきましょう。
3GBプランを徹底的に安く使いたい人
UQモバイルでメインのプランとして展開しているぴったりプランやおしゃべりプランは契約期間が長いデメリットがありますし、かけ放題など通話サービスが搭載されていることもあり月額料金設定も高額です。
しかしデータ高速プランならmineoとそこまで料金設定が変わらないながらも、UQモバイルのメリットである「通信速度が安定して速い」点はそのままです。
3GBプランを徹底的に安く使いたいなら、おすすめはUQモバイルですね。ただし3GB以外の通信量は2年契約前提で料金も高くなるので、要注意です。
通信速度重視、動画再生やネットサーフィンをいつでも快適に行いたい人
UQモバイルのメリットは、なんといっても通信速度の速さです。朝も昼も夜も通信速度は安定。快適に通信できます。
mineoだとお昼など回線混雑時に速度が下がってしまうデメリットを抱えているので、速度重視ならUQモバイルを選んでおいた方が良いでしょう。
通信速度が速いと、まず動画を再生したり音楽を再生したりする際に読み込みで待たされずに済みます。
アプリをダウンロードや更新する際も、速度が速ければすぐに利用可能になりますね。ネットサーフィンも、検索結果の表示などで待たされないため快適です。
端末を割引でセット購入したい人
UQモバイルもmineoも端末販売には積極的ですが、UQモバイルは特に端末販売に強いです。
P10 liteやZenFone 4、iPhone SEや6sなど様々な端末を販売しており、さらに割引購入も可能となっています。
今使っているスマートフォンが壊れかけているなどして、格安SIMへの乗り換え時に端末をセット購入したい人にはUQモバイルがおすすめですね。
キャリアメールが必要な人
UQモバイルでは、月額200円(税抜)でキャリアメールも利用できます。
キャリアメールサービスを利用すれば、銀行などフリーメールアドレスに対応していないサービスにメールアドレスを登録できたり、ガラケーを使っている人とメールでスムーズに連絡を取れたりします。
キャリアメールを使う機会がある人にも、UQモバイルがおすすめですね。
mineoはどんな人におすすめ?
続いてmineoがおすすめなのはどんな人か、解説していきます。
mineoは月額料金の安さが魅力。その代わり通信速度はお昼や夜など遅くなってしまうこともあるので、注意が必要です。
月額料金をとことん下げたい人
mineoは、音声通話対応SIMでも月額1,310円から持てます。非常に安価で、負担がかからないですよね。
UQモバイルよりも安くスマホを使えるので、月額料金をとことん下げたい人はmineoを選ぶのが良いでしょう。
端末はキャリアで購入したものを使い回す予定の人
mineoでもSIMフリースマホは販売されていますが、安さではUQモバイルに劣ります。
mineoでおすすめなのは、キャリアで購入したものを使い回す方法です。
mineoはUQモバイル以上にたくさんの会社のスマートフォンで動作確認が行われているので、キャリア端末を使い回す際も利用可能か確かめやすく安心です。
あまりスマホを使わない人にもおすすめ
UQモバイルと比べると通信速度は不安定なmineoですが、あまりスマホを使わない人にとっては多少速度が遅かったところでそれほど大きなダメージにはなりませんよね。
あまりスマホを使わないなら、mineoを選んで利用料金をその分下げた方が良いでしょう。
まとめ
改めてまとめると、以下のようになります。
・通信速度の速さや各種サービスの充実を重視するならUQモバイル
・月額料金の安さを重視するならmineo
mineoは速度の安定度やキャリアのような派手なサービスではUQモバイルに敵いませんが、その代わりに安いです。
UQモバイルは料金面でmineoに劣る代わりに、速度が速くサービスも抜群です。
自分の用途を踏まえて、契約先を検討してみましょう。