G-phone(ジーフォン)はドコモ回線の格安SIMです。
格安SIMの中でも非常に変わっていて、選べるプランは大人向けのベーシックプランと子供向けのキッズプランの2種類のみとなっています。

契約を検討している方は、チェックしてみてくださいね。
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G-phone(ジーフォン)とは?
G-phone(ジーフォン)はgeanee mobileが提供している格安SIMです。
ドコモ回線の音声通話対応SIMカードで契約でき、月額料金はどのプランを選んでも2,280円に固定されています。

Wi-Fiスポットやセキュリティ、フィルタリングといった、格安SIMではオプションとして提供されることの多いサービスがプランに標準搭載されているのが、G-phone(ジーフォン)の特徴です。
G-phone(ジーフォン)の2つのメリット
まずはG-phone(ジーフォン)のメリットを解説します。
G-phone(ジーフォン)のメリットは、プランそのものですね。プランのサービス内容に魅力を感じた人が契約を検討することになるでしょう。
ベーシックプランにはWi-Fiスポットやセキュリティが搭載
G-phone(ジーフォン)のベーシックプランには、無料でWi-Fiスポットを利用できる「GP Wi-Fiエコネクト」とセキュリティ対策の「GP セキュリティ for Android」もセットになっています。

またAndroid向けのセキュリティ対策サービスがセットになっているので、Android端末で使うならウイルスなどからしっかりスマホを守れるのも嬉しいです。
子供に使わせるためのフィルタリングつきプランがある
G-phone(ジーフォン)のキッズプランではWi-Fiスポットが使えませんが、代わりにフィルタリングサービスの「GP フィルタリング for Android」が利用できます。
・アプリの利用制限
・有害サイトをブロック
・年齢やカテゴリー別の、細かい閲覧制限
・スマホでネットを使える時間の指定
・子供の利用状況の確認
これらのサービスをキッズプランの契約だけで利用できるのは、メリットと言えるでしょう。子供にスマホを持たせるときは、G-phone(ジーフォン)のキッズプランを契約すれば安心ですね。
G-phone(ジーフォン)の5つのデメリット
G-phone(ジーフォン)にはデメリットもあります。
非常に変わった、かつ限定的なプランで展開されているので、使い勝手という点では他社に比べてちょっと厳しい面がありますね。
速度などの評判をまったく見かけない
まずG-phone(ジーフォン)は、契約者からの評判がまったく見受けられません。
速度も普段使っている時のレビューも、見当たりません。そのため興味を持った場合、最終的に自分で契約するしか満足度を確かめるすべがないのです。
良い評判・悪い評判どちらも含めて評判が聞こえてこないのは、契約において不安が生じてしまうのでデメリットに挙げられるでしょう。
かけ放題がない
G-phone(ジーフォン)には、かけ放題のオプションが用意されていません。
そのため通話料金は、30秒20円で固定になります。

通話を利用する機会が多い人は、G-phone(ジーフォン)以外のかけ放題や半額通話に対応した格安SIMに乗り換えた方が安心ですね。
通信量は4GBしか選べないので、合う人は限られる
G-phone(ジーフォン)は、4GB以外の通信量で契約することができません。
公式サイトを見る限りとくに追加チャージなどもないので、高速通信は月に4GBまでです。
4GB以上通信する人や1~3GBあれば十分という人にとっては、通信量に不満が生じてしまう可能性があります。
直近3日間で500MB以上通信すると、速度制限がかかる場合がある
G-phone(ジーフォン)で直近3日間以内に500MB以上通信すると、速度制限がかかってしまう場合があります。
毎日同じくらい通信するとして、4GBを1ヶ月(30日)で割ると1日あたり133MB程度になります。

解約が電話のみ、21日からは翌月対応になってしまう
G-phone(ジーフォン)の解約は、電話のみで受け付けています。ネットから解約することはできません。
そして当月末での解約ができるのは毎月20日までで、21日以降は翌月末の解約になってしまうことにも要注意です。
まとめ
G-phone(ジーフォン)は4GBの音声通話対応SIMにWi-Fiスポットやセキュリティ対策、子供向けのフィルタリングサービスなどがセットになったサービスです。
これらのオプションに魅力を感じる人は、検討してみても良いでしょう。
ただし通信速度も含めて評判があまり聞こえてこなかったり、通信量の制限が若干厳しめだったりと、注意点がいくつかあります。納得した上で契約しましょう。