ついにiPhoneの最新モデル「iPhone 8」と「iPhone X（iPhone10）」が発表されましたね。
iPhone 8はiPhone 7を正統進化させたモデル、iPhone ⅩはiPhoneの10周年を祝うためのプレミアムモデルという位置づけですが、具体的にどういった違いがあるのでしょうか。
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iPhone 8とiPhone Xのスペックを比較！違いは何？
まずはiPhone8とiPhoneXのスペックを見ていきます。
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| スペック | iPhone8 | iPhoneX |
| カラーリング | ゴールド、シルバー、スペースグレイ | スペースグレイ、シルバー |
| サイズ | 138.4mm×67.3mm×7.3mm | 143.6mm×70.9mm×7.7mm |
| 重量 | 148g | 174g |
| ディスプレイ | 4.7インチ Retina HDディスプレイ
1,334×750ピクセル解像度 |
5.8インチ Super Retina HDディスプレイ
2,436×1,125ピクセル解像度 |
| チップ | A11 Bionicチップ
ニューラルエンジン |
A11 Bionicチップ
ニューラルエンジン |
| OS | iOS 11 | iOS 11 |
| 容量 | 64GB、256GB | 64GB、256GB |
| 防水・防塵 | IP67 | IP67 |
| カメラ | メインカメラ：12メガピクセル
インカメラ：7メガピクセル |
メインカメラ：
12メガピクセルデュアルカメラ （広角カメラ+望遠カメラ） インカメラ：7メガピクセル |
| 認証方式 | Touch ID
ホームボタンに内蔵された指紋認証センサー |
Face ID
TrueDepthカメラによる顔認識の有効化 |
| Apple Pay | Touch IDを使った、店頭、アプリケーション内、ウェブ上でのiPhoneによる支払い | Face IDを使った、店頭、アプリケーション内、ウェブ上でのiPhoneによる支払い |
| バッテリー | 連続通話時間（ワイヤレス）：
最大14時間 インターネット利用： 最大12時間 ビデオ再生（ワイヤレス）： 最大13時間 オーディオ再生（ワイヤレス）： 最大40時間 高速充電に対応： 30分で最大50%充電 |
連続通話時間（ワイヤレス）：
最大21時間 インターネット利用： 最大12時間 ビデオ再生（ワイヤレス）： 最大13時間 オーディオ再生（ワイヤレス）： 最大60時間 高速充電に対応： 30分で最大50%充電 |
| 充電方式 | ワイヤレス充電（Qi充電器に対応）
USB経由でコンピュータまたは電源アダプタを使って充電 |
ワイヤレス充電（Qi充電器に対応）
USB経由でコンピュータまたは電源アダプタを使って充電 |
| センサー | Touch ID指紋認証センサー
気圧計 3軸ジャイロ 加速度センサー 近接センサー 環境光センサー |
Face ID
気圧計 3軸ジャイロ 加速度センサー 近接センサー 環境光センサー |
iPhone8とiPhone10のスペックを比較すると、細かいところで違いがあるのが分かります。とくに注目すべきなのがディスプレイ、認証方法、カメラ、バッテリー持ちです。
iPhone Xはデザインが大きく変更
iPhone 8はこれまでのiPhoneを踏襲したデザインになっています。素材はアルミからガラスへ変わっているものの、パッと見ではiPhone 7やiPhone 6sによく似ています。
それに対して、iPhone Xは大きくデザインが変わりました。
iPhoneの代名詞でもあったホームボタンを廃止し、縁を極限まで細くするベゼルレスデザインにより、前面のほとんどがディスプレイになっています。
そのため、iPhone 8 と比べて高さは5.2mm、幅は3.66mm大きいだけにも関わらず、ディスプレイサイズは1.1インチも大きくなっています。
ディスプレイが有機ELに変更
iPhone Ⅹのディスプレイはただ大きいだけではありません。
iPhone 8のディスプレイはRetina HDディスプレイですが、iPhone Xでは有機ELディスプレイの「Super Retina HDディスプレイ」を採用しています。
認証方式が異なる
iPhone 8とiPhone10ではロック画面を解除する際に使う認証方式が異なります。
iPhone 8はホームボタンに内蔵されたセンサーで指紋認証を行う「Touch ID」ですが、ホームボタンのないiPhoneXでは代わりに「Face ID」を利用します。
Face IDはTrueDepthカメラ（インカメラ）を使った顔認証システムです。あらかじめ自分の顔を登録しておけば、画面を見た瞬間にロック画面が解除されます。
iPhoneXはデュアルカメラを搭載
iPhoneの代名詞であるカメラについてもiPhone 8とiPhone Xでは大きな違いがあります。
iPhone 8のメインカメラは12メガピクセルのシングルカメラです。iPhone 7のものとほぼ同じですが、光学式手ぶれ補正やオートフォーカスを搭載しており、普段使いなら十分すぎる性能です。
一方のiPhone10のメインカメラは12メガピクセルの広角カメラと同じく12メガピクセルの望遠カメラからなるデュアルカメラを搭載しています。
両方とも光学式手ぶれ補正や最大10倍の光学デジタルズームに対応するなど、高い性能を誇ります。
どちらもカメラの性能は他のスマホを圧倒していますが、よりカメラにこだわりたいならiPhoneXのほうが良いです。
バッテリーの持ちはiPhoneXの方が良い
スマホを使う上で重要なバッテリー持ちにも違いがあります。
iPhone 8のバッテリーはiPhone 7と同程度で、連続通話時間は最大14時間、オーディオ再生時間は最大40時間です。
それに対して、iPhoneXはバッテリー稼働時間が伸びており、連続通話時間は最大21時間、オーディオ再生時間は最大60時間になっています。
バッテリー持ちに関してはiPhone10のほうが良いと言えます。
なお、ワイヤレス充電と高速充電に対応しているという点はiPhone 8とiPhone Xで共通です。
iPhone 8とiPhone Xの価格と発売日
ここまでiPhone 8とiPhone Xをスペックで比較しました。続いて、価格と発売日で比較してみましょう。
| iPhone 8 | iPhoneX | |
| 発売日 | 2017年9月22日 | 2017年11月3日 |
| 価格 | 64GB：78,800円
256GB：95,800円 |
64GB：112,800円
256GB：129,800円 |
iPhone 8の発売日は2017年9月22日、iPhone Xは少し遅れて2017年11月3日に発売開始ですので、すでに発売されています。
注目すべきは価格です。iPhone Xは64GB版で112,800円、265GB版で129,800円とかなり高額です。歴代のiPhoneの中でも最も高いです。
iPhone 8は発売当初のiPhone 7に近い価格になっています。むしろiPhone 7と比べるとスペックが向上し、ストレージ容量も2倍の容量が用意されていることを考えるとコスパはかなり高いです。
iPhone8 とiPhone Xならどっちがおすすめ？
とにかくスペックを求めるならiPhoneX
単純にスペックだけを比較するとiPhone Xのほうが高くなっています。
本体サイズはほとんど変わらないにも関わらずディスプレイサイズは1.1インチほど大きくなり、Retina HDディスプレイからSuper Retina HDディスプレイになったことで解像度も向上しています。
iPhone Xのカメラはデュアルカメラになっており、ズームした写真や広角な写真を撮れます。わずかではありますがバッテリーの稼働時間も向上しています。
Face IDについては実際に使ってみなければ精度や安全性は分かりませんが、のぞき込むだけでロックが解除されるため使い勝手はかなり良いでしょう。
価格を重視するならiPhone8
スペックがかなり高いiPhone10ですが、その分だけ価格も高額になっています。
iPhone8も最安で78,800円なので決して安いとは言えませんが、iPhone Xは64GB・256GBともにiPhone8より34,000円も高く、10万円を越えています。
iPhone 8も決してスペックが低い訳ではなく、むしろ今までのiPhoneよりは確実に進化をしています。
したがって、価格を重視するならiPhone8がおすすめです。
まとめ
今回はiPhone 8とiPhoneXをスペックと価格で比較してみました。
iPhone 8は従来のiPhoneから正統進化しており、iPhoneXは10周年記念モデルということもあり外見・スペックともに大幅に進化しています。
どちらも高いスペックですが、iPhone Xのほうがあらゆる面で進化しています。しかしその代わりに価格は最も安いモデルで11,2800円とかなり高額です。
価格を重視するならiPhone 8、スペックを重視するならiPhone Xがおすすめです。
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