LIBMO(リブモ)はドコモ回線の格安SIMで、iPhoneのレンタルサービスがあったり、光回線とのセット契約でお得になったりすることが特徴です。
今回は、LIBMO(リブモ)のメリットとデメリットを徹底解説します。契約を検討している方は、参考にしてみてくださいね。
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LIBMO(リブモ)の特徴と料金プラン
まずは簡単に、LIBMO(リブモ)について解説します。
LIBMO(リブモ)はドコモ回線の格安SIMで、TOKAIコミュニケーションズが手がけています。
TOKAIコミュニケーションズは1977年に設立された電気通信事業者で、元々はビック東海という名称でした。
LIBMO(リブモ)は、4つの料金プランで展開されています。月額料金は、以下の通りです。
データ通信専用SIM | 音声通話対応SIM | |
ライトプラン(200kbps) | 480円 | 1,180円 |
3GBプラン | 880円 | 1,580円 |
6GBプラン | 1,480円 | 2,180円 |
10GBプラン | 2,280円 | 2,980円 |
20GB以上の大容量プランや、2GB以下の小容量なプランは展開されていません。標準的なプランのみで展開されているのが、LIBMO(リブモ)の特徴ですね。
LIBMO(リブモ)の6つのメリット
LIBMO(リブモ)はスマホを使う上であると嬉しい様々なサービスが用意されているので、比較的メリットの多い存在です。
メリットを詳しくチェックしてみましょう。
月額料金が安価
LIBMO(リブモ)は、格安SIMの中でも月額料金の設定が安価です。例えば3GBプランは、音声通話対応SIMで月額1,580円となっています。
mineo(Dプラン)やIIJmioなど、3GBのプランは1,600円に設定されているのが格安SIMの一般的な傾向です。
しかしLIBMO(リブモ)なら20円の差ではありますが、少しそれらより安くなっています。
安さを重視する人には、月額料金の安いLIBMO(リブモ)はおすすめですね。
10分かけ放題が提供されていて、プログラムの適用で料金も安くなる
LIBMO(リブモ)では、10分かけ放題が展開されています。
10分かけ放題は本来月額850円ですが、「お電話応援プログラム」の適用で1年間は月額300円で使用可能です。
通話をする機会が多い人はLIBMO(リブモ)を契約れば、料金を節約しつつ、しっかり通話できますね。
SIMカードを2枚まで追加して、最大3枚で通信量をシェアできる
LIBMO(リブモ)には「データシェアオプション」のサービスが提供されています。
最大2枚までSIMカードを追加し、それぞれにSMS機能や音声通話機能を付けることも可能です。
家族で通信量をシェアするようにすれば、個別で格安SIMを契約するよりも安上がりです。通信量のシェアをしたい人にも、LIBMO(リブモ)はおすすめですね。
光×SIMセット割の適用で、光回線の月額料金がお得になる
LIBMO(リブモ)とTNCヒカリ/コミュファ光/TNCケーブルひかり/ひかりdeネットのいずれかをセットで契約すると、光回線代が最大300円引きになります。
自宅で光回線を契約しているなら、LIBMO(リブモ)の契約で光回線代を節約できるのが嬉しいですね。
iPhone 6をレンタルできる
iPhoneをセット購入できる格安SIMは、ワイモバイルやUQモバイルなどごく一部に限られています。
LIBMO(リブモ)では、月々1,500円でiPhone 6をレンタルできるしくみです。
購入ではなくレンタルなこと、2014年の「6」なので少々古い機種であることには注意が必要ですが、安くiPhoneを使えるのもLIBMO(リブモ)の魅力ですね。
混雑時も含めて、速度の評判が良い
LIBMO(リブモ)のサービスが開始されたのは2017年の2月です。
そのためまだ利用者が他社に比べると少ないのが理由かもしれませんが、LIBMO(リブモ)の通信速度に関する評判は上々です。
お昼時でも、下り5Mbps以上と高速で通信できたという意見も見受けられました。事実であれば、かなり健闘しています。
下り5Mbps出ていれば、動画を見たり音楽を聴いたりなど、スマホですることなら大体なんでもこなせます。
格安SIM契約において速度を重視する人には、LIBMO(リブモ)は検討してみてもよいでしょう。
他の格安SIMの速度はこちらで評価しています。
⇒【14社MVNO】格安SIMの通信速度をグラフで比較|速くて快適なのはどれ?
LIBMO(リブモ)の3つのデメリットと注意点
ここからは、LIBMO(リブモ)のデメリットや注意点を解説します。
LIBMO(リブモ)は料金やサービスにおいて、それほど気になる点はありません。
解約が電話対応
LIBMO(リブモ)の解約は、電話で受け付けています。公式サイトのマイページなどから解約することはできません。
電話での手続きはある程度まとまった時間が必要になるので、少々不便です。今後改善に期待したいポイントですね。
レンタルできるiPhone 6は整備品や中古品
LIBMO(リブモ)ではiPhone 6をレンタルできますが、借りられるiPhone 6は新品ではありません。
新品同様の状態に調整された「整備品」か、「中古品」が貸し出されます。整備品と中古品のどちらかを自分で選ぶことはできません。
不安がある場合は、AppleStoreなどで購入したiPhoneをLIBMO(リブモ)で使う方法もあります。無理にレンタルでiPhoneを使う必要はありません。
音声通話SIMを解約する際、契約から1年以内だと違約金がかかる
毎月解約金が減っていくシステムは取られておらず、11ヶ月目に解約したとしても9,500円(税抜)の違約金がかかります。
LIBMO(リブモ)契約の際は、違約金に注意しましょう。なおデータ通信専用SIMを契約する場合は、いつ解約しても違約金がかかることはありません。
まとめ
今回は、LIBMO(リブモ)のメリットとデメリットについて解説しました。
月額料金が安く速度の評判も良いため、なかなか魅力的な格安SIMですね。
ただし解約が電話対応だったり、最低利用期間が1年間と長めに設定されていたりすることには注意が必要です。
この記事での説明を参考に、契約を検討してみてください。