LINEモバイルとIIJmioは、どちらもいわゆる格安SIM。キャリアからLINEモバイルやIIJmioに乗り換えれば、月額料金を大幅に節約できます。
今回は、LINEモバイルとIIJmioの評判や速度などを比較していきます。どちらを契約するか迷っている人は、参考にしてみてくださいね。
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LINEモバイルとIIJmioは格安SIMの大手
IIJmioは数年前から格安SIMを展開していて、いわば格安SIM最大手の一角です。
LINEモバイルはサービス開始から1年ほどと日は浅いですが、運営しているのがLINEなこともあり人気がありますね。
どちらもドコモ回線、IIJmioならau回線でも契約可能
IIJmioは2016年頃よりau回線のSIMの提供も始めていて、2種類の回線から好きな方を選べます。
ただしIIJmioのau回線はVoLTE対応の端末でしか使えず、またSIMフリーであることもほぼ必須。使い勝手ではドコモ回線の方が上です。
基本的には、どちらもドコモからの乗り換えにオススメの選択肢と言えるでしょう。
格安SIMとしての評判はどちらも好評
LINEモバイルもIIJmioも、格安SIMとしての評判が良いですね。LINEモバイルは主に速度で、IIJmioは料金で好評を得ています。
LINEモバイルは通信速度の速さに定評があり、流石にキャリア並みとまではいかないものの昼や夜なども快適な速度で通信できます。
LINEモバイルを選ぶ2つのメリット
続いて、LINEモバイルを選ぶメリットをチェックしていきましょう。
LINEモバイルは、ここでしか得られないメリットが多数ある格安SIMです。
LINEの年齢認証が可能
LINEモバイルでは、IIJmioでできないLINEの年齢認証が可能です。年齢認証とは、自分の年齢が18歳以上であることの確認ですね。
LINEモバイルでは、18歳以上の確認ができればID検索という「IDで友達を追加する機能」が使えます。
カウントフリー機能を使えばSNS使い放題
LINEモバイルでコミュニケーションフリープランやMUSIC+プランを契約すれば、カウントフリー機能が使えるようになります。
カウントフリー機能とは、以下のサービスが使い放題になるものです。
- LINE(トークや通話)
速度制限中でも、高速で通信できます。
MUSIC+プランを契約する場合はさらに加えて、LINE MUSICという音楽配信サービスも使い放題になります。
IIJmioを選ぶ3つのメリット
LINEモバイルにはないメリットが多数存在するIIJmio。
続いて、IIJmioを選ぶメリットもチェックしていきましょう。
低速モードを使えばいつでも自由に通信量を節約できる
IIJmioを選ぶメリットは、まず低速モードが使えることですね。
IIJmioでは、専用アプリ「IIJmioクーポンスイッチ」から通信速度を切り替えることで通信速度が最大200kbpsになります。
200kbpsで通信している間は、契約している通信量を消費しません。
通信量を自由に節約できるのは、LINEモバイルにはないメリットですね。
ただし、IIJmioの低速モードは直近3日間に366MB以上通信すると速度制限がかかる弱点もあります。低速モードの使いすぎには注意しましょう。
LINEモバイルより月額料金が安い
IIJmioは、LINEモバイルよりも月額料金が安価です。
実際にLINEモバイルのコミュニケーションフリープランとIIJmioタイプDの月額料金を比較した表を作ったので、ご覧ください。
IIJmio(税抜) | LINEモバイル(税抜) | |
3GB | 1,600円 | 1,690円 |
5GB〜6GB | 6GB:2,220円 | 5GB:2,220円 |
7GB | × | 2,880円 |
10GB | 3,260円(シェアSIM2枚つき) | 3,220円 |
この通り、全体的にIIJmioの方が月額料金は安く収まっています。特に3Gbプランは、IIJmioの方が圧倒的に安いですね。
大容量プランもオプションとして契約できる
LINEモバイルは最大10GBまでしか選べませんが、IIJmioなら最大10GBに加えて20GBや30GBのパケットもオプションで追加契約できます。
大容量プランを契約したい人にも、IIJmioをオススメしたいですね。
まとめ
LINEモバイルは、IIJmioに比べて速度とSNSの使い勝手で有利です。特にLINEをたくさん使うなら、IIJmioよりLINEモバイルが良いでしょう。
IIJmioは、料金の安さが魅力。月額料金を徹底的に抑えたいなら、IIJmioでしょう。大容量でも契約でき、自由度も高いです。